白身魚
ボラ(ぼら)
- 分類
- ボラ目ボラ科ボラ属(ボラ)
- 旬
- 秋〜冬(10〜1月)、特に「寒ボラ」と呼ばれる厳冬期が旬
- 生息域
- 世界中の熱帯〜温帯の沿岸に広く分布。河口や汽水域にも入り込み、幼魚は群れで川を遡ることもある
- 味わい
- 白身で脂のりがよく、特に寒ボラは刺身にすると上品な甘みとコクがある。ただし河口や港湾などの水質に味が大きく左右され、澄んだ沖合や外洋に近い場所で獲れたものほど臭みがなく美味
おすすめの調理法
- 刺身・洗い
- 塩焼き
- ムニエル
- フライ
- からすみ(卵巣の加工品)
🎣 釣り方
ウキ釣り・パン粉釣り(通称パンボラ)、大型はサビキやルアーに掛かることも
- 仕掛け
- ウキ釣り仕掛けはハリスにフロロカーボン1〜1.5号、針はチヌ針1号前後やグレ針5〜6号など小さめを選ぶ(ボラは口が小さいため)。撒き餌はアミエビとパン粉、チヌ用集魚剤を混ぜたものが定番
- 道具の目安
- 磯竿1.5〜2号やチヌ竿に2500〜3000番スピニングリール(シマノ「ホリデー磯」+「セドナ」など入門クラスで十分)。道糸はナイロン2〜3号。大型が掛かるとかなり引くのでドラグ性能の良いリールが安心
- ルアー・エサ
- パン粉(パン耳をちぎったもの)やアミエビが主体。ルアーで狙う場合はシーバス用の小型ミノーやワームにも反応することがある
選び方・豆知識
体側に傷が少なく、うろこがしっかり張り付いて銀色に輝いているものが新鮮。臭みの原因は主に内臓と血合いなので、釣ったらすぐに締めて内臓を丁寧に取り除き、背骨沿いの血合いを歯ブラシなどでこすり洗いすると生臭さがかなり抑えられる
- 成長に伴って呼び名が変わる出世魚で、オボコ→スバシリ→イナ→ボラ→トドと変化する。これ以上大きくならない最終形の「トド」が「結局・最終的に」を意味する「とどのつまり」の語源になった
- 卵巣を塩漬けにして乾燥させたものが高級珍味「からすみ」で、江戸時代から珍重されてきた
- 幽門部にある「へそ(そろばん玉)」と呼ばれる筋肉質の胃はコリコリとした食感の珍味として通に好まれる




