青魚
コノシロ(このしろ)
- 分類
- ニシン目コノシロ科コノシロ属(コノシロ)
- 旬
- 秋〜冬(11〜2月)
- 生息域
- 内湾や河口の汽水域を群れで回遊する。東北地方南部以南の日本各地の沿岸から朝鮮半島・中国沿岸まで分布し、大規模な回遊はせず季節に応じて湾内の浅場と深場を行き来する
- 味わい
- 成長段階で評価が大きく変わる魚。7〜10cmほどの若魚「コハダ」は脂がのって上品な旨みがあり酢締めにすると絶品だが、15cm以上の成魚「コノシロ」になると小骨が硬く太くなり独特の臭みも強まるため、市場では下魚扱いされることもある。ただし脂の乗る晩秋〜冬の個体は焼いても煮ても十分に美味しい
おすすめの調理法
- 酢締め(コハダ寿司)
- 天ぷら
- 唐揚げ
- 塩焼き
- 南蛮漬け
🎣 釣り方
サビキ釣り(ウキサビキ)
- 仕掛け
- アジ用サビキ仕掛けの針2〜4号を使用。コノシロは口が小さいため食いが渋い時は2号まで落とす。ハリスはナイロン1〜1.5号、ウキサビキなら浮力8〜10号の棒ウキか中通し発泡ウキを組み合わせる
- 道具の目安
- 磯竿2〜3号や万能竿にシマノ「ホリデー磯」やダイワ「リバティクラブ」など入門ロッド+2000〜3000番スピニングリール(シマノ「セドナ」、ダイワ「クレスト」等)。道糸はナイロン3号前後を100m、PEなら0.6〜0.8号でも可
- ルアー・エサ
- コマセはオキアミ(アミエビでも代用可)。プランクトン食性なので配合エサを混ぜると寄りが良くなる
選び方・豆知識
傷みが早いので釣ったらすぐ氷締めにするのが鉄則。上神経骨という小骨が非常に多いため、酢締めにして骨を柔らかくするか、細かく骨切りしてから調理すると食べやすい。うろこにツヤがあり、目が澄んでいるものが新鮮な証拠
- シンコ→コハダ→ナカズミ→コノシロと成長にしたがって呼び名が変わる出世魚で、江戸前寿司で珍重されるのは小型の「コハダ」。皮肉にも成長しきった「コノシロ」は小骨と臭みで敬遠されがちという逆転現象がある
- 名前の由来は諸説あり、大量に獲れて飯の代わりになったことから「飯代魚(いいしろ)」と呼ばれたという説や、焼くと死臭に似た匂いがすることから武士が「この城を焼く」に通じるとして忌み嫌ったという説が伝わる
- プランクトン食性で内湾に群れをなすため、堤防や河口からサビキ釣りで手軽に狙える身近な魚




